
新しい趣味を始めたいけど、実際にボイトレってどうなの?

ボイトレを始めたことで自分の声に自信が持てるようになって、仕事やプライベートで歯車がうまく回り出したよ!
- ボイトレ教室はどんなレッスンを行うのか?
- ボイトレを始めることで得られるメリットを知りたい。
- 歌が上手くなる一番の近道を知りたい
毎日を豊かにするために必要なことは、ボイトレで学びました。
僕と同じように、これからボイトレを始めようと考えているあなたへ、ボイトレにはどんなイメージを持っていますか?
ほとんどの方は「歌が上手くなるため」と答えるかもしれませんが、実はダイエットだったり、ストレス解消の効果もあります。
この文章の先には僕が音楽教室に通ったときの体験談を連ねています。自分と重ね合わせて読んでいただき、ボイトレを始めるキッカケになれば幸いです。
趣味としてボイトレを始めました

僕は社会人になってから、趣味の一環としてボイトレを始めました。そのあと、更なる歌の上達を求めて、音楽教室で習い始めました。
Wikipediaには 「声楽家・俳優など、発声が重要なポイントになる職業の人が行う声のトレーニング方法」と記載されています。
音楽教室に通う人たちには、どんな目的を持っているでしょうか?
- 歌唱力を上げてアーティストになりたい人
- 話し方を学んで声優になりたい人
- 趣味の一環で通いたい人
- 劇団で表現力をつけたい人
- 仕事のストレスを発散したい人
音楽教室に通う人は、ミュージシャンや声優だけではありません。いろんな目的を持った人たちが集まり、老若男女を問わず、イキイキとレッスンを受けています。
僕はボイトレを経験したことで、このようなメリットを得られました。
- 滑舌がよくなる
- 肺活量が鍛えられる
- リズム感が養われる
- ストレスに強くなる
- ダイエットになる
- 音楽がもっと好きになる
このメリットには個人差ありますが、歌が上手くなるだけではありません。ただ歌が上手くなるだけではないメリットを肌で感じ、私生活に大きな影響を受けました。
それでは、始めに「僕が音楽教室でどんなレッスンを受けてきたのか?」話していきましょう。
ボイトレの習い事を始める

僕は仕事のストレスを解消したくて、全国に校舎を置く音楽教室「シアーミュージック」に通い始めました。
シアーミュージックでは、14,000名以上の生徒が在籍しています。歌やギター、ピアノなど、楽器の技術や知識を習得できます。
また話し方や声優コースを選ぶことができ、声優を目指す生徒もいました。

僕も声優コースのレッスンを体験したけど、サンプルアニメのイケメン君が棒読みになったよ。
クオリティの高いアニメーションが、残念な映像になってしまったね…
レッスンは講師とのマンツーマン指導なので、生徒が困っていることをリアルタイムに質問できる環境です。
講師は現役で活躍されているプロフェッショナルばかりなので、趣味で始めたい生徒にも最適なレッスン方法を提案してくれます。
レッスン後は上達を実感できてモチベーションもアップできます。
また、時間がない社会人でも、このように自分の都合に合わせてレッスンを受けることができます。
- 平日は仕事のため、休日にレッスンを受ける
- 日中は仕事のため、終業後にレッスンを受ける
- 試験勉強に集中するため、3ヶ月だけレッスンを休会する

僕は休日にレッスンを受けていたよ!
シアーミュージックについて詳しく知りたい方は、下記リンクからチェックしてみてくださいね!
音楽教室のレッスンを受けていたとき、70歳くらいのおばあちゃんが楽しそうにレッスンを受けていたのが印象的でした。
1コマのレッスンで汗だくになる

レッスン時間は音楽教室によって異なります。相場は45~60分くらいの音楽教室が多く、シアーミュージックでは1コマ45分でした。
ボイトレを始めたばかりの方は、すぐに喉を痛めたり、声が枯れてしまいます。その原因は普段から腹式呼吸に慣れていないため、喉が締まって無理に声を出しているためです。

たった1コマ(45分)のレッスンで、かすれた声になったよ。妻に「大丈夫?」って心配されたことがある。
改善する方法はお腹から声を出す呼吸法「腹式呼吸」を使うことで、発声練習しても喉が枯れることは無くなります。
45分のレッスンはレッスン後、500mlのペットボトルの中身が空になるほど気持ちのいい汗をかきます。
またレッスンを重ねるたびに成長を実感できるので、レッスンを受けるたびに充実感がありました。
僕がレッスンを受け始めたころは、酷いものでした…
- 音程がズレている
- 高い音が届いていない
- 音を伸ばすところで息が続かない
- 音のリズムに乗れない
過去を振り返ると、僕には改善すべきことが盛りだくさんでした。
課題曲を決めて何度も歌う

音楽教室では、10曲以上の課題曲を講師と決めてレッスンしました。課題曲は生徒の好きな曲を選んで、歌詞カードではなく楽譜を見ながら歌います。
楽譜を見ることで音の高低や音の長さ、ブレス(息継ぎ)の位置などを正確に把握できます。
楽譜の入手方法はヤマハミュージックのダウンロード販売サイト「ぷりんと楽譜」から、一枚500円未満で購入できます。課題曲をトレーニングするなら、楽譜は必須でしょう。

楽譜を見て歌うとどこで音程を外したのか、リズムのとり方など、隈なくチェックできるよ!
僕は冒頭の歌詞で音を外してしまうクセがあり、講師から何度も注意されました。講師がピアノで適当な音を出して同じ高さの音で発声する、というトレーニングを重ねていきました。

歌いたい曲があるけど、音が高くて歌えないよ…
音が高くて歌えなくても、講師が生徒の音域に合わせてどのキーなら気持ちよく歌えるのか、提案してくれます。

僕の場合、低音域が広いと言われたから「基本はキーを下げるようにしよう」って言われたよ。
自分の発声できる音域を知ることで、最適なキーに調整して無理なく歌うことができます。
音程を改善した方法
音程を外してしまうクセを改善するために、
- 繰り返し好きな曲を注意深く聴く
- 自分の歌声を録音する
- ハミング※で発声練習する
- ハミングとは、口を閉じてメロディだけを歌うこと
この3つを実践して、音程を脳内にしみ込ませていきました。自分の歌声を録音する方法は「どこのフレーズで音を外しているのか?」把握するために効果的です。
あまり自分の歌声を聴きたくないとは思いますが、上達するためには自分の悪いクセを把握することが大事なのです。
度重なる問題点に直面する

いざ講師の前で歌ってみると、さまざまな問題点に直面します。
- 音程がズレている
- テンポが遅れている
- リズムがとれていない
といった問題点を講師から指摘された僕は、一つずつ修正していきました。

カラオケでよく歌う自信のある曲でも、講師の前ではダメ出しを受けることは多かったね。
レッスンを重ねるにつれて発声の音域が広くなり、曲に合わせて最適なキーを選んでラクに歌えるようになっていきました。
実際の経験談として、僕が課題曲として選んだ一曲『明日はきっといい日になる(高橋優)』をレッスンしたときの話です。
音楽教室でボイトレを始めたころ、僕の音域に適した「明日はきっといい日になる」のキーは、なんと5つ下げでした。
キーを「-5」に調整することで、なんとか歌うことができました。

高い音がまったく出なかったね …
自分の音域では音が高くて発声できない曲は、キーを調整しましょう。最近のJ-POPは音が高いので、原曲キーを下げることで無理せず自分の音域で気持ちよく歌えます。
自分の音域で歌えなくても、キーを調整することで無理なく歌えることを学びました。
原キーで歌える喜びを感じる

下記のようなことが身に付いていくと、「もっと歌が上手くなりたい!」とモチベーションが上がっていきます。
- 音程やテンポが原曲と合う
- 自分の音域が広がる
- 原キーで歌える
講師とのレッスンを3ヶ月間かけて、『明日はきっといい日になる』を原曲キーで歌えるようになりました。

キー「-5」から原キーで歌えるようになったときは、体が震えるほど喜びがこみ上げたね!
高い音を出すためのポイント
高い音を出すには、感情を込めて気持ちよく歌うことが大切です。
たとえば「明日はきっといい日になる」を歌うときには、「明日は晴天の青空が広がって、思わず笑顔がこぼれてしまう」という情景を浮かべて気持ちよく歌います。
気持ちも込めて歌うと自然と口角も上がり、高い音を出しやすくなります。

歌声を聴いて思わず感動してしまうのは、きっと歌い手が気持ちを込めて歌っているからだね!
ボイトレを始める6つのメリット

ここまでは僕のレッスン話を語ってきました。
ほとんどの方は「歌が上手くなりたい!」という理由からボイトレを始めますが、その他にも毎日を豊かにするメリットがあることに気付きました。
これからボイトレを体験することで得られる6つのメリットを紹介していきます。ぜひあなたも該当しているのか、チェックしてみてくださいね!
滑舌がよくなる
ボイトレを行うことで、滑舌を鍛えることができます。
普段からデスクワークが多くて人と話す機会が少ない方は、口周りや喉などの使わない筋肉が劣化してしまいます。
- 話し声が小さくなってしまう
- 滑舌が悪くなってしまう
- 表情が硬くなってしまう
その結果、話しても聞き返されたり、第一印象が悪くなります。さらに、話すこと自体がストレスになってしまう場合も少なくありません。

コソコソ話している人は、自信がないように見えるね。
しかし、ボイトレをすることでハキハキと話せるだけではなく、相手に好印象をもたせることもできます。口周りや喉などの筋肉も鍛えられるので、表情が豊かにもなりますね。
「表情が硬いといわれる」「声に自信がない」という方には、ぜひボイトレを始めて悩みを解消していきましょう!
肺活量が鍛えられる
肺活量を鍛えることで、一度に息を吸う量が増えるため、吐く息の量が増えます。
吐く息が増えることによって、長いメロディーフレーズも息継ぎせずに歌うことができるので、息切れの改善にもつながります。
また、ロングトーンと呼ばれる音を伸ばす歌唱方法も身に付くので、一つの音を伸ばすところも安定した声量で声を出すことができます。
肺活量を鍛える方法はとても簡単です。
- いっきに大きく吸って
- 呼吸を止めて
- ゆっくり息を吐く
これにメトロノームを使って、
- 吸うときは2カウント
- 呼吸を止めるときは2カウント
- 息を吐くときは8カウント
3では一定の量で鋭く息を吐くことを意識しましょう。歌う途中でも息切れしないロングトーン※の練習にもなります。
- 同じ高さの音をできるだけ長く出し続けること。

この方法なら場所を選ばずにどこでも実践できますし、肺活量を鍛えることで体力が付きます。一度に息を吸う量を「大酸素摂取量」といい、 厚生労働省も推進しています。
最大酸素摂取量とは「1分間に体内に取り込まれる酸素の最大量」をいいます。酸素は体内で化学的なエネルギーを作るときに使われますが、その消費量が多いほどたくさんのエネルギーが作り出されます。エネルギーの生産量が多いほど身体を長く動かすことができるので、最大酸素摂取量を測ることによって全身持久力が評価できるのです。最大酸素摂取量は、心臓のポンプ機能や血液運搬、骨格筋、肺拡散能力などが関連するため、いわば全身組織の総合力ともいえます。
引用: 全身持久力が必要なのか -健康と全身持久力の関連性
つまり、大酸素摂取量を増やすと体が身軽になります。転倒しそうなときも、すぐに地面に手を付けて怪我の防止にも繋がります。
リズム感が養われる
リズム感が悪いと曲のリズムが上手に取れなかったり、テンポに合わせようと必死のあまり気持ちよく歌えなかったりします。
感情が乗らない声は、ロボットのような単調でうすっぺらい歌声になりがちです。

歌声を聴いて思わず感動してしまうのは、きっと歌い手が気持ちを込めて歌っているからだね!
リズム感を鍛える簡単な方法は、このようなメトロノームを使って一定のリズムで「カチッ」と鳴ったときに手拍子する方法です。
一定のリズムで慣れてきたら、曲と同じテンポをメトロノームに合わせて歌ってみると、リズムが遅れたり先走ることが無くなります。
また、リズム感は楽器の演奏の向上にも役立ったり、運動にも活かすことができます。たとえば、卓球のラリーは「1、2、1、2」とリズムを取って、ラケットを振り続けます。
リズムを取るスポーツは野球やバスケットボール、テニスなど、他のスポーツでもリズム感を必要とするスポーツは多いはず。
リズム感を鍛えることでさまざまなパフォーマンスが向上して、怪我の予防にも繋がるのです。
ストレスに強くなる
僕はボイトレを始めてからストレスを感じなくなりました。もちろん個人差はありますが、腹式呼吸が習慣化されたことが大きく影響しています。
歌を上達させるためには、呼吸法「腹式呼吸」を使って発声できるようにトレーニングします。
腹式呼吸にはストレス発散やリラックス効果があると言われ、日常会話でもハキハキした大きい声量に変わっていきます。

大きい声を出すように指示するとき、「腹から声を出せ!」とよく言われるよね。
日常のなかで腹式呼吸をすることで、仕事中のミスやトラブルが起きても落ち着いて対処できるようになるでしょう。
ダイエットになる
腹式呼吸は有酸素運動になるので、内臓脂肪を燃焼します。5曲を続けて歌うと400メートル走に匹敵し、夏ならすぐに汗だくになっていまうほどです。
音楽教室の1コマ(45分)でも500mlのペットボトルをすべて飲み干してしまうほど、気持ちのいい汗をかきます。

僕が汗かきということもあるかもしれない。笑
また内臓脂肪は生活習慣病の要因になるといわれるので、生活習慣病の予防にも繋がりますね。
音楽がもっと好きになる
ボイトレを始めることで、このようなメリットがありました。
- 滑舌がよくなる
- 音域が広くなる
- 声量が上がる
- 肺活量が鍛えられる
- リズム感がアップする
ボイストレーニングを重ねることで、確実に歌が上手くなっていきます。
今まで歌えなかった好きな曲もカラオケで歌えるようになるので、歌うことが好きになっていきます。
歌いたい曲をキーで調整したり、自分の発声できる音域が広くなるため、今まで歌えなかった曲も歌えるようになるのです。
人は成長を実感できると、もっと上手くなりたいと追求したくなります。いつの間にか音楽に溢れた毎日になっていました。
「音楽がなければ生きていけない」、そんな感覚をぜひあなたも感じてください。
歌が上手くなる一番の近道とは?

歌が上手くなる一番の近道は、講師のレッスンを受けることです。

独学でボイトレをしても、なかなか上達しないんだよね…

独学は好きな場所で好きな時間に練習できるけど、モチベーションを保つことが大変だね…
音楽教室では、歌い方やテクニックなどをチェックし「フィードバック」を行うことで、成長スピードが加速します。
音楽教室の月額料金は、独学と比較すると高く感じるかもしれません。しかし、プロのミュージシャンがさまざまな悩みに合わせてカリキュラムを組んでくれます。
このような音楽教室には、無料体験レッスンに申し込むことができます。
レッスン時に今躓いている悩みを相談して、フィードバックをしてもらうといいでしょう。きっと歌が上達するためのキッカケになります。
このような、あなたが抱えている不安や欲望を講師に伝えましょう!
- 音程を合わせて好きな曲をカラオケで歌いたい
- 声を出す音域を広げて原キーで歌いたい
- アップテンポな曲でも音を外さずにかっこよく歌いたい
無料体験レッスンでは歌を上達させるための足がかりになりますし、入会の申し込みを強制されることはありません。もし体験レッスンで不快に感じたら、入会をお断りしましょう。
体験レッスンは、あなたにとって充実した時間になることを約束します。もっと詳しく音楽教室を比較してから選びたい方は、下記もあわせてチェックしてみてくださいね。

僕が無料体験レッスンを受けたときは、独学でボイトレしても改善できない悩みが消えていく感覚に鳥肌を覚えました。あっという間に楽しい時間が過ぎて、迷いもなく音楽教室に入会しました。
ぜひ、あなたも無料体験レッスンに参加して、歌が上達するためのキッカケにしてくださいね!
独学でも歌が上手くなるのか?

ボイトレは音楽教室に通わなくても、歌が上手くなるトレーニング方法を学べる書籍はたくさんあります。
その中でも全国的に校舎を展開する音楽教室「シアーミュージック」が監修した参考書「DVDでみるみる上達!基本のボイストレーニング」がおすすめです。
腹式呼吸のやり方からリズム感を鍛える方法まで、網羅的に解説されている一冊。DVD付録付きで講師のデモンストレーションを見ながらトレーニングできるので、初心者にもイメージしやすいですね。
- 世界に一つだけの花/SMAP
- 桜坂/福山雅治
- 粉雪/レミオロメン
平成を代表する名曲を実際に歌うときのポイントや音程や息継ぎの注意点など、楽譜と合わせながら解説されています。

僕も家で教養本を読みながら、好きな曲「粉雪」で発声練習したよ!
独学から始めたい方は、インターネットや参考書から学んでトレーニングしましょう。今すぐトレーニング方法を知りたい方は、下記もあわせてご覧ください。

昨今ではYouTubeでボイトレ動画が配信されていますが、あなたが歌うときの悪いクセまでは教えてくれません。
たとえ、YouTubeで腹式呼吸を学んでも、実際に自分が正しくできているかは自分で判断するしかありませんよね…
本気で歌が上手くなりたいなら、音楽教室でプロの講師に歌声を聴いてもらいましょう。自分の悪いクセを知り、改善していくことが大事ですね。
僕はボイトレを始めてから4年以上が経ちますが、好きな曲をカラオケで気持ちよく歌えることができます。そして、仕事のミーティングや発表でも動じず、自分の声に自信を持てるようになりました。
嫌な仕事から忘れて、
夢中になれる趣味を見つけたい
こんな想いをよせる方は、これからボイトレを始めて毎日を充実させてみませんか?

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