
地声から裏声へ滑らかにチェンジできなかったり、唇や首が力んでしまうのはなんでだろう?

唇や首の力みをとり、リラックスさせることがコツだよ。
本記事ではボイストレーニング歴4年以上の僕が、こんなお悩みを解決するよ!
- 音程を正しく歌いたい
- 地声から裏声を滑らかに繋げたい
- リップロールするコツ
唇や首の力みをとり、地声と裏声を滑らかに繋げる。
リップロールを実践することで、唇や首の力みを取り、息のコントロールや地声と裏声を滑らかに繋げる効果を期待できます。
プロの歌手もやっているトレーニング方法「リップロール」で、ワンランク上の歌声を身につけましょう!
プロの歌手もやっているトレーニング方法

唇を閉じた状態で息を吐いて、唇をブルブルと震わせながら発声するトレーニング「リップロール」は、音楽教室でも実践されている有名な方法です。

イマイチ、リップロールのイメージがつかないよ・・・

言葉で伝えてもイメージ付かないと思うから、僕がリップロールしたときの音源をアップしておくね!
リップロールは正しい発声を身につけるためのトレーニングとして「プルルル・・・」と閉じた唇に息を当てて、唇を震わせながら発声します。
下記の部位を鍛えることにつながり、効率的にトレーニングすることができます。
- 唇のリラックス
- 表情筋のリラックス
- 横隔膜のトレーニング

唇や表情筋をリラックスできると、どんな効果があるの?

歌う上で「リラックス」させることが大事なんだよ。これから説明していくね。
プロの歌手も行うボイトレ方法「リップロール」を実践して、あなたも正しい発声で歌う感覚をつけていきましょう。
リップロールで得られる3つの効果

リップロールができると、歌が上達するためのさまざまな効果を得ることができます。しっかりリップロールの重要性を学んで、トレーニングするためのモチベーションを上げていきましょう。
リップロールを行うと、3つの効果を得ることができます。
- 唇や首の力みが取れる
- 地声と裏声が滑らかに繋げる
- 音程を正しく取れる
唇や首の力みが取れる
正しく発声するには、口まわりをリラックスさせることが必要です。
どうしても歌う時は歌詞を読み上げたり、音程を取ろうとするばかりに意識がまわるので、「身体」の使い方を疎かにしてしまいます。
リップロールは唇や首を脱力して息を吐くという、正しく歌を歌うためのイメージトレーニングとして効果的です。
口のまわりは脱力させる感覚に慣れるまで、リップロールを繰り返しトレーニングしましょう。
地声と裏声が滑らかに繋げる
低音から高音を滑らかに出せないと、思いっきり声を張り上げたり、声が裏返っちゃうことが起きます。
たとえば、Official髭男dism「Pretender」のABメロは低音域から入って、徐々に音が高くなって、サビは高音域になります。
低音域から高音域へ、つまり地声から裏声を滑らかに繋げるための感覚を身につけるには、リップロールが効果的です。
リップロールは唇を閉じている分、大きく声を出すことができないので、声を張り上げたり、声が裏返ることもなくなります。
音程を正しく取れる
リップロールは唇を閉じているため、声を出して歌うことはせず、声帯を使って音程をとるトレーニングになります。
唇を「プルルル・・・」を維持しながら音程をとることは、声を出して歌うよりも神経を研ぎ澄ますことが必要です。
これを繰り返しトレーニングすることで、細かい音程のコントロールが取れるようになります。
音程は声帯だけを使って作られているので、リップロールはとても効果的にトレーニング方法といえるでしょう。
リップロールの効果を体験しよう

ここまでリップロールを行う重要性について把握できたところで、次はリップロールの効果を体験してもらいます。

地声から裏声を滑らかに歌えない人って多いと思う。

そんな人にはリップロールでトレーニングしてほしい!
リップロールはカラオケに行ったり、音楽教室に通わなくても、場所や時間を選ばずに始められるよ!
リップロールは正しい発声を身につけるための方法として、効率的にトレーニングできます。
あなたも正しい発声を身につけるため、トレーニングしてみましょう!
リップロールのやり方
- 唇は軽く閉じて、キスするときの形にします。
- 鼻から深く空気を吸います。
- 口から空気を吐いて、唇で振動音を出します。
空気を吐くときは、一定の量で履き続けることを意識しましょう。 - ③ができるようになったら、「ドーレードーレードー」と音程を付けましょう。
- ④ができるようになったら、地声から裏声を繋げましょう。
スムーズに裏声に繋げるようにします。 - ⑤ができるようになったら、リップロールで歌いましょう。
選曲は無理なく自分の音域で歌える曲を選びましょう。
リップロールのコツ
リップロールが上手くできない人は「bu」と言ってみましょう。
「ブッ!ブッ!ブッ!」
これは唇を弾いている状態です。だんだん「bu」を強くしていくと、唇が弾くようになります。
「ブッ!ブッ!ブッ!」
唇が弾く状態をキープすることで、リップロールのコツが掴めるようになります。

地声から裏声へ滑らかにチェンジできなかったり、唇や首が力んでしまうのはなんでそれでもリップロールできないよ・・・

手でほっぺたを持ち上げてみて!
ほっぺたを手で補助してあげることで、リップロールの感覚が掴めやすくなります。一度できなくても諦めず、何度も挑戦しましょう!
リップロールの注意点
たくさんの空気をいっきに吐くと、唾が飛んでしまいます。
リップロールはたくさんの空気を吐く必要はありません。空気の量を減らして唾が飛ばないように、普段の喋り声よりも小さい声でやってみましょう。
滑らかに歌える歌唱力を身につけよう

リップロールすることで身に付けることで、正しい発声を身につけるためのトレーニングになることが分かりました。
- 唇や首の力みが取れる
- 地声と裏声が滑らかに繋げる
- 音程を正しく取れる
リップロールでトレーニングを重ねていくことで、歌が上達するためのさまざまな効果を得ることができます。
- 高音が出そうとすると、力が入ってしまう。
- 地声から裏声を出そうとすると、声が裏返ってしまう。
- 低音域から高音域へ繋げようとすると、声が粗くなってしまう。
こんな悩みを感じているあなたは、今日からリップロールを使ったトレーニングしていきましょう!
また、ハミングで歌うことで音程を効率的に鍛えられます。下記ページも合わせてチェックしてみてくださいね。

あなたもリップロールを使って、滑らかに歌える歌唱力を身につけましょう!

カラオケや人前で歌う前は、リップロールして唇や首などの力みを取ろう!