ブレスコントロールで息切れしない安定した歌声を手に入れる【家でできるボイトレ】

- 息のペース配分が上手くなりたい
- ブレスコントロールを身に付けるメリットとは?
- ブレスコントロールのボイトレ方法を知りたい

歌っている途中で息が続かなかったり、張り上げてしまったりすることがあるよ…

ブレスコントロールを身につけると狙ったタイミングで息継ぎができるよ。
一定の音を長く伸ばしたり、高音を気持ちよく出したりするには、ブレスコントロールは欠かせない!
ブレスコントロールで歌声を自由自在に出す!
歌っている途中で息切れしたり、高い音域で張り上げてしまったりするあなたは、呼吸を上手く使いこなしていないかもしれません。
ブレスコントロールができない人は、身体と声帯を意識した呼吸法をマスターしてミュージシャンのような息切れしない歌声を手に入れましょう!
運営者のプロフィール

- ボイストレーニング歴6年
- 本ブログ「ともきゃんのボイトレ生活」の運営者
- 音楽教室「シアーミュージック」に2年半通った経験あり
- 流行の音楽を聴いたり、アコギを弾いたりすることが好き
ブレスコントロールで息切れしない歌声になる

ブレスは声質の安定と声量に大きく関わっています。歌っているときに息切れすることなく、スムーズに息継ぎをすることができます。

そもそもブレスコントロールってなに?

ブレスコントロールとは、決められた発音やリズムのなかで、息を吐き続けるための筋肉をコントロールすることなんだ。
たとえば、カラオケで好きな曲を歌っているとき、こんな悩みを持つことはありませんか?
息が持たずに息切れする
演歌に多いロングトーン※は、ブレスコントロールができていない状態で歌ってしまうと音を最後まで発声することはできません。
- 一つの音を出来るだけ長く吹き伸ばすこと
ロングトーンはカラオケ採点の評価対象になっており、高得点を狙うためには必要なテクニックです。
ブレス(呼吸)の重要性を知り、ブレスが安定することで、
- 大きい声・小さい声を自由に出せる
- 長い声・短い声を自由に出せる
- 息のペース配分がうまくなる
など、あなたが思い描く理想の歌声を手に入れることができます。ブレスコントロールができるようにボイトレして、カラオケでまわりと差をつけましょう!
それではトレーニングのモチベーションを上げるために、まずはブレスコントロールの重要性から学んでいきましょう。
ブレスコントロールする「3つ」のメリット

ブレスコントロールができるようになると、歌が上達するだけではなく、日常生活にも大きな影響を与えます。ブレスの重要性を学んで、ボイトレのモチベーションを上げましょう!
ブレスコントロールには声質や声量だけではなく、ストレスや肥満予防など、3つのメリットがあります。
- 声質・声量が安定する
- ストレス・不安を和らげる
- 肥満・うつ病の防止になる
声質・声量が安定する
呼吸が安定するので、声の大きさや長さを自在に操れることはもちろんのこと、狙ったタイミングで息継ぎができるようになります。
つまり、歌を上達するためには、ブレスの安定は必要不可欠です。前述でも話したような「息が持たずに息切れする」という悩みが消え、ラクに歌えるでしょう。
ストレス・不安を和らげる
呼吸の安定はストレスを和らげる効果があります。
心身が緊張した状態は、呼吸が浅くなって脳や自立神経に悪影響を及ぼし、ストレスを増幅させてしまうのです。

呼吸が浅くなると肩や胸だけで呼吸してしまい、肺に酸素を届けることができないんだ。
酸素不足の肺に酸素を届けるために、呼吸に集中することでストレスを和らげて気分を落ち着かせることができます。
肥満・うつ病の防止になる
肥満やうつ病はストレスと密接な関係にあります。
呼吸が浅くなると適切な判断ができなくなり、下記のような健康に害を引き起こします。
- 暴食による肥満
- 心理的なストレスによるうつ病
- 呼吸困難による心臓病
もし「呼吸が浅くなってる」と感じたら、深呼吸してしっかり肺に酸素を届けましょう。

ストレスや不安を感じてると思ったら、深呼吸して心を落ち着かせよう!
安定した呼吸を身に付けるトレーニング

ブレスコントロールを身につけるための重要性を語ってきました。

呼吸を安定させると良いことだらけだね!

歌が上達するだけではなく、健康づくりにも欠かせないことが分かったね!
ブレスが安定していると声量・声質が安定して歌が上手くなり、息が持つようになるので、ラクに歌うことができます。
あなたもブレスコントロールを身に付けるために、トレーニングを始めましょう!
息の状態を一定に保つ
- 腹式呼吸を意識してたくさん息を吸う。その瞬間にお腹をポンッと膨らませる。
- 「スー」と息を吐く。膨らんだお腹を徐々に凹ませていく。
- ②と同じ呼気で「ハー」と発声する。
声量は小さくてもいい。 - ②も③も息の状態は一定に保ち、まっすぐ吐き出す。

息を感じながら発声する
- 手を口の前に構えて発声する。
- 冷えた手を暖めるときの息で発声する。
- 手に一定の量で息が当たるように吐く。
呼気と声を意識して発声する
- 息だけで「スー」と息を吐く。
- ①と同じ呼気で「ハー」と発声する。
- 「息が出るから声が出る」を念頭において、息の上に声が乗るイメージで発声する。
呼吸を自在に操れば歌が上手くなる

ブレスコントロールを身に付けることで、息切れせずに狙ったところで息継ぎができることが分かりました。
- 大きい声・小さい声を自由に出せる
- 長い声・短い声を自由に出せる
- 息のペース配分がうまくなる
ブレスを鍛えることによる影響は、ボイトレだけに限りません。ストレスや不安を和らげる効果があったり、身体に有害な肥満やうつ病の防止にも繋がります。
トレーニングを重ねることで呼吸が安定して、あなたの身体に変化が起きるでしょう。
- 歌っている途中で息切れしてしまう
- 声が小さいと言われてしまう
- 失敗したあと気が動転してしまう
こんな悩みを感じているあなたは、今日からブレスコントロールのトレーニングしていきましょう!

ブレスの重要性はわかったけど、正しくブレスコントロールができているのか不安だよ。

音楽教室の先生に見てもらうと確実に分かるね!
大手の音楽教室であれば、無料体験レッスンが実施されています。おすすめの音楽教室を下記の記事でも紹介していますので、ぜひ無料体験レッスンも検討してみましょう。

ここまで読んでくれたあなたは、きっと安定した「呼吸」を見直したいと感じていると感じているはず。これからやることは明確、「ブレスのトレーニングを始めること」です。

ボイトレ初心者は声を出すことに意識を持つあまり、息のコントロールに見落としがちだから気をつけよう。