
高い音を歌い続けると喉が痛くなるよ。喉が痛くならないコツを教えてよ。

きっと背中を曲げたり、地声で無理やり歌おうとしていないかな?
本記事では、音楽教室のレッスン歴2年半の僕が経験談を踏まえて、こんなお悩みを解決するよ!
- 喉が痛くなる原因
- 今すぐできる喉を痛めずに歌い切る方法
- 喉を傷めずに歌が上手くなる歌い方
一目で分かる!喉が痛くなる心配を吹き飛ばす
カラオケで好きな歌を歌っていると、喉が痛くなってしまう経験はないでしょうか?
喉が痛いまま無理に歌い続けると、余計に喉を傷める原因になってしまいます。
歌っていると喉が痛くなる原因や、高音で喉が痛くならない歌い方を解説します。


- 個人ブログ「ともきゃん家」の運営者。
- SNSで発信したり、ココナラでサービス販売しています。
- ボイストレーニング歴4年以上(音楽教室レッスン歴2年半)
- ギター歴3年以上(エレアコギター「TSP178AC SBB タカミネ」愛用)
カラオケで歌うと喉が痛くなる原因

まずはカラオケで歌っているときにどうして喉が痛くなるのか、その原因をチェックしてみましょう。
自分に当てはまるところがないか考えてみてください。
喉を開かずに歌っている
カラオケで歌っているときに喉が痛くなる原因としてよく挙げられるのが、「喉が開いていない」というものです。
喉を開かずに歌っていると口の中で声が響きにくく、無理に大きな声を出そうとすることで喉を傷めてしまいます。
また、喉が閉まっている状態は、体も緊張しています。歌を上手く歌うためにはリラックスすることは欠かせません。
大きく口を開けて口から息を吸ってみましょう。
喉に空気が通る感覚を覚えておいてください。この状態で歌うことで、無理に大声を出さずに歌いきることができます。
地声に合わない高音を出している
自分の音域に合わない高音を出し続けていると、喉が痛くなる原因になってしまいます。
- 地声で無理に高音を出し続けている
- 不得意な音域の歌を歌い続けている
- 発声練習をせずにいきなり高音を出す
など、該当するあなたは、喉にダメージを与えることになります。
カラオケで喉を傷めずに歌いきるには発声練習やトレーニングも大切ですが、自分の音域に合う歌を練習したり、自分の音域に合うキーに設定することも大切です。
生活習慣の乱れ
最高のパフォーマンスで歌うには、喉のコンディションを整えなくてはいけません。いくら練習やトレーニングしても、喉の状態が悪ければ、歌唱自体の妨げになります。
喉を最適なコンディションに保つためには、歌唱の妨げになる飲み物や食べ物を知っておくことは必要です。主に下記の3点を過剰に摂取しないように気を付けましょう。
- スイーツ類
- 烏龍茶
- 炭酸飲料
また歌う際には喉に良いとされるものを摂取することで、喉のとおりが良くなることを実感できます。詳しくは下記も合わせて、チェックしてみてくださいね。
今のまま高いサビを歌いきる5つの対策

発声練習やボイストレーニングを受ければ、喉を傷めずにカラオケで気持ちよく歌いきることができますが、それには時間がかかります。
今のままでもすぐに喉を傷めずに歌いきる方法として、おすすめの歌い方を5つご紹介します。
背中を伸ばして歌う
歌を上手く歌うためにお腹を意識する方が多いですが、実は背中も重要です。背中が曲がっていると呼吸がしにくくなり、吐き出せる声の量も少なくなってしまいます。
現代人はデスクワークやスマホの使い過ぎによって、常に姿勢が悪くなっている方が多いです。歌うときだけでも姿勢を正すことを意識しましょう。
裏声で高音を歌う
高音を歌うと喉が痛くなってしまうという方は、高音を裏声で歌うようにしてみましょう。
地声で無理に高音を出すよりも裏声の方が高音を出しやすく、喉へのダメージを軽減できます。
裏声も使いすぎると喉を傷めてしまいますので、下記でご紹介する歌い方も参考にしてみてください。
アルコールを控える
喉が痛くなる原因にアルコールがあります。カラオケでアルコールを注文することが多いという方は、とくに注意しましょう。
アルコールは喉にダメージを与えます。その状態で無理に声を出すことで、喉が痛くなっているのかもしれません。
また、アルコールには喉だけでなく、体を乾燥させる効果があります。
喉が乾燥すると声を出しにくいだけでなく、喉が痛くなる原因にもなりますので注意しましょう。
タバコを控える
タバコには多くの有害物質が含まれています。この有害物質が喉の粘膜を刺激し、その状態で歌うことで喉を傷めてしまいます。
タバコは喉のダメージの原因となるだけでなく、息がしにくくなり歌を歌う弊害にもなります。
より歌を上手く歌いたい、トレーニングの効果を発揮したいのであれば、タバコは控えるようにしましょう。
乾燥を防ぐ
乾燥は喉を傷める原因の一つです。暖房の効いたカラオケルームや冬の時期は、とくに乾燥しやすいので注意です。
乾燥対策として、
- 暖房は控える
- マスクをして乾燥を防ぐ
- 加湿器を使う
- のど飴を舐める
といった乾燥対策があります。カラオケで歌っているときは、頻繁にお水を飲んで保湿を心がけましょう。
喉にはミルクがいいと言われていますので、ミルク系のドリンクをオーダーするのもおすすめです。
喉を傷めずに歌が上手くなる4つの歌い方

では、カラオケで喉を傷めずに上手く歌いきるために知っておきたい歌い方をチェックしていきましょう。
すぐにできる4つの方法をご紹介しますので、カラオケで歌を練習する際はぜひ取り入れてみてください。
マイクの持ち方、歌うときの姿勢、さらに喉をリラックスさせる方法などを紹介します。
マイクは口に対してまっすぐ持つ
カラオケで上手く歌う方法はたくさんありますが、実はマイクの握り方も非常に重要なポイントです。今一度、マイクの持ち方を確認してみましょう。
マイクは口に対してまっすぐに持てていますか?
位置が下に傾けたり不安定だと、マイクが上手に声を拾えません。低音や高音はとくに音を拾いにくく、無駄に大きな声を出さなければなりません。
マイクの位置はとくに注意し、安定した持ち方を練習しましょう。マイクヘッドのすぐ下を持つことで、マイクの位置を安定させられます。
背中はまっすぐに保つ
背中が曲がっていると息をしにくくなり、大きな声を出せないため、喉にダメージを与えてしまいます。歌うときは背中をまっすぐに伸ばすように意識しましょう。
猫背の姿勢が染みついているという方は、立って歌うだけでも効果的です。前かがみにならず、足を肩幅に広げてしっかりと立ってみましょう。
立って歌うと背中がまっすぐになりやすいだけでなくお腹に力も入れやすくなり、無理なくしっかり声を出せます。
もっと歌が上手くなりたい、ボイストレーニングの効果を早く発揮したい方は、歌うときだけでなく日常的に姿勢を意識することも大切です。
ひざを曲げる
さらに上手に喉を傷めずに歌う方法として、ひざを曲げるという歌い方もあります。
一度立った状態で、ひざを曲げてみてください。ひざは不自然ではない程度に、少し曲げるだけでOKです。そうすると下半身に力が入り、自然と上半身の力が抜けます。
歌う前にこの姿勢を意識して、そのまま歌ってみましょう。座って歌っているときよりも楽に大きな声が出るのを実感できるはずです。
喉をリラックスさせる
先ほどは喉が閉まっていると声を出しにくく、喉を傷めてしまうと解説しました。では、喉をリラックスさせる方法を習得していきましょう。
まずは深呼吸から始めましょう。体の力を抜いて、口から大きく息を吸ってみてください。喉を空気が通っていくのを実感できるはずです。
今度は喉をその状態に維持して、ゆっくり息を吐いていきます。何度か深呼吸をしたら、次は息を吐くときに声を出してみてください。
一定の音量で、かつ口の中で音を響かせるようにイメージしましょう。この喉の使い方を習得できれば、喉をリラックスさせた状態で歌いきることができます。
歌い方次第で歌声は変わる

カラオケで歌っていると喉が痛くなったという経験をしたことがある方は多いでしょう。喉が閉まっている、姿勢が悪い、乾燥しているなど、喉を傷める原因はたくさんあります。
今回ご紹介した、下記のポイントをぜひ意識して歌ってみてくださいね!
- マイクは口に対してまっすぐ持つ
- 背中はまっすぐに保つ
- ひざを曲げる
- 喉をリラックスさせる
また、喉が痛いまま無理して歌い続けても余計にダメージを深くしてしまいます。異変を感じたら無理をせず、喉を保湿してしばらく休めて、万全の状態になってから練習を再開しましょう。
さらにこちらの記事では、高音の出し方についても詳しく解説しています。とくに高音を歌うときに喉が痛くなってしまうという方はぜひ参考にしてみてください。
喉が痛くなる原因を一つずつ直して、カラオケで気持ちよく歌いましょう!

自分の音域より高い音を無理に出すと、すぐに喉を痛めるよ。
原キーにこだわらず、キーを変えて歌いやすい音域で歌おう。
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