ボイトレで話し方が変わる!どんな効果がある?自宅でできる練習方法も解説

- 相手に好印象を与えたい
- 話し方を変えることで得られる効果とは?
- 自宅でできる話し方の改善方法を知りたい

私も相手に好かれる話し方を身に付けたい!

話し方は天性のものではなく、後天的なトレーニングで改善できるんだ!
ボイトレで好かれる話し方を身につけよう。
ボイトレで一生役に立つスキルを身につける
あなたは「あの人と話すと、どうして心地良いんだろう」と好印象を感じたことはありますよね。
実はボイトレによって、相手に好印象を残せる話し方にできることをご存知ですか?
- 人前で話すときに緊張して上手く話せない
- 普段から声が小さくて聞き取ってもらえない
- 人と対話する機会が少なくなった
という方は、ぜひボイトレを試してみてください。
ボイトレにはどんな効果があるのか、どんな人にボイトレの効果が期待できるのか、そして話し方を改善できる簡単なボイトレ方法を紹介します!
話し方に自信がない…諦めるしかない?

ボイトレと聞くと、プロの歌手やアイドルのものというイメージが強いですよね。声を使った仕事をしていない自分には関係ない、と思っている方も多いのではないでしょうか?
ですがボイトレは歌の上達を目指す前に滑舌をよくする、大きくはっきりした声を出す練習を重ねるのが基本です。
これを話し方に活かすことができるんです!
人はそれぞれ違った顔や体格をしているのと同じように、声にも違いがあります。ですが、「自分は声質が悪いから」「もともと声が小さいから」と諦める必要はありません。
ボイトレではっきり声を出す練習をすれば、声質が悪くても声量が少なくても話し方にいい変化をもたらしてくれます。声を使った仕事をしていなくても、生きていく上で人と話すことは非常に重要です。
楽しくおしゃべりをするだけでなく、
- 仕事で人前で発表する
- 相手にわかりやすく商品の営業をする
- 面接でハキハキ受け答える
など、ビジネスにおいても活かせる場面はたくさんあります。話し方の改善は今後さまざまなシーンであなたの人生の役に立ってくれるでしょう。
ボイトレで得られる話し方に関する効果

ボイトレは本当に話し方の改善に効果があるのか、どんな場面に役立てられるのかについて解説します。
話し方や自分の声にコンプレックスを抱いている方はぜひ参考にしてみてください。
- ハキハキ話せば印象がよくなる
- 営業やプレゼン時など仕事に役立つ
- コミュニケーション能力が上がる
- 仕事や日常のストレスを発散できる
ハキハキ話せば印象がよくなる
ボイトレで滑舌がよくなると、ハキハキと話せるようになります。
ゴニョゴニョと何を言っているかわからない話し方は相手に言いたいことを伝えにくくなってしまうだけでなく、人によっては不快に感じることもあります。
初対面の人と話す際には、話し方であなたの第一印象が決まってしまうかもしれません。とくに仕事の面接など、初対面でいい印象を与えなければならないときに話し方は重要なチェックポイントです。
仕事面だけでなく、人とコミュニケーションを取るときにもハキハキとした話し方は好印象。多くの人に愛される自分を目指すことができるでしょう。
営業やプレゼン時など仕事に役立つ
仕事面に役立てるために話し方のトレーニングを受けるという方は意外と多いです。営業職の方は、ほぼ初対面の人に自社の商品をしっかりアプローチしなければなりません。
営業は商品やサービスの質だけでなく営業のスタッフの印象も大切です。せっかくなら印象がよく頼りがいのありそうな人と契約したいですよね。
また、会社内でもプレゼンやミーティングをする機会はたくさんあります。
自分の意見をしっかりと相手に伝わるように話すことは仕事をスムーズにこなす上で非常に大切。発表の内容が的確なものであり、かつしっかりとした受け答えができます。
近い将来、社内でのあなたの評価もどんどん上がっていくことでしょう。
コミュニケーション能力が上がる
人とスムーズに話せるようになると、その分コミュニケーションを取るのが楽しくなります。
結果積極的にコミュニケーションを取りに行けるようになり、これまでよりももっと人と関わっていくことができるでしょう。
コミュニケーションは仕事をする上で結束力を高めるのには欠かせません。それだけでなく、家族、学校、友人や恋人との絆を深めるのにも役立ちます。
ボイトレで話し方を学べば、ただ声が大きくなる、滑舌がよくなるという効果を得られるだけでなく、このように人生を豊かにしていくこともできます。
仕事や日常のストレスを発散できる
ボイトレでは喉を使って発声するのではなく、お腹の底から声を出す発声方法を習得できます。体全体から大きな声を出すのはストレス発散にも役立ちます。
仕事や人間関係、その他のことで、人は日々ストレスを感じながら生きています。
趣味がなかったり時間がなかったりするとストレスを発散することができず、常にイライラしてしまうことも。甘く見ていても、ストレスは放置するとうつ病などの重大な病気の原因になってしまいます。
「ストレスを発散したい!」というときにはぜひボイトレを取り入れてみましょう。自宅でできるボイトレもたくさんありますので、忙しくて気晴らしに出かけられないというときにも役立ちます。
ボイトレで声をしっかり出せるようになればストレス発散目的のカラオケもより気持ちよく歌い上げることができるでしょう。
ボイトレを受けるべきなのはどんな人?

自分はボイトレとは無縁だと思っている方も、悩みによってはボイトレを受けた方がいいかもしれません。
話し方に悩んでいる方、とくに下記のような悩みをお持ちの方はぜひボイトレを始めることも検討してみてください。
- もともとの声が小さい人
- 話をよく聞き返される人
- コミュニケーションに自信がない人
- 普段人と会話することが少ない人
もともとの声が小さい人
もともとの声が小さい方は、ボイトレで改善できる可能性があります。ボイトレを続けると声量がアップし、お腹を使ってしっかり発声できるようになります。
声が小さいのは体質ではなく、きちんと体を使えていないからかもしれません。大きな声で話せるようになればそれだけでコミュニケーションがスムーズになります。
声が小さいことを指摘されて恥ずかしい思いをしたことがある、声が小さいのがコンプレックスで人とあまり話したくないといった悩みをお持ちの方は、声量をアップできるボイトレを始めましょう。
話をよく聞き返される人
自分ではしっかり話しているつもりなのによく人に聞き返される、という経験はありませんか?
それはあなたの滑舌に問題があるのかもしれません。滑舌が悪いと声が大きくてもわかりやすい言葉を選んでいても、どうしても伝わりにくくなってしまいます。
滑舌はもともとの体質の問題もありますが、きちんと口周りや表情筋を動かせていないことに原因がある可能性もあります。
口周りや表情筋をしっかり動かすことはボイトレの基礎ですので、このような問題解決のサポートもしてくれるでしょう。
コミュニケーションに自信がない人
人と上手くコミュニケーションが取れないことにお悩みの方も多いですよね。
自分の意思を上手く伝えられないのがもどかしくてどんどん人との関わりを避けるようになってしまう…というパターンも珍しくありません。
コミュニケーションが上手く取れない原因はたくさんありますが、その中の一つに「人前で話すと緊張してどもってしまう」「声が小さくなってしまう」などがあります。
これらはボイトレを続けることで改善していくことが可能です。
さまざまな要因の中でも話し方というポイントを克服できれば、これまでよりも自信を持って人と接することができるようになるでしょう。
普段人と会話することが少ない人
コロナウイルスの流行をキッカケに在宅で過ごす方が増えました。そのため、
- 一人暮らしで休日は外出する機会もない
- デスクワークがメインで会社にいてもほとんど人と会話をしない
- リモートワーク、在宅勤務が増えてコミュニケーションを取る機会が激減した
という方にボイトレをオススメします。表情筋や口周りの筋肉は動かさないでいるとすぐに衰えてしまいます。
普段生活している間は気づかなくても、いざ人前で話そうと思うとスムーズに話せなくなっていたり、はっきりした声の出し方がわからなくなったりすることも。
表情筋や口周りの筋肉が劣化すると、顔がたるんで老けて見えてしまうというデメリットもあります。
ボイトレでよく聞き取りやすい声の出し方や相手に伝わる声の出し方をマスターし、表情筋や口周りの筋肉をしっかり使っていきましょう。
上手な話し方のために必要なポイント

相手に伝わる上手な話し方をするには、滑舌と声量という2つのポイントにしっかりアプローチする必要があります。
ボイトレにはいろいろな種類がありますが、それぞれに得られる効果には違いがあります。話し方を改善したい方は、とくに表情筋や声量にアプローチしてくれるボイトレを選んで実践しましょう。
滑舌をよくする表情筋
表情筋は滑舌や聞き手からの印象を大きく左右します。大きな声で話せていても、表情筋をしっかり使えていないと声がこもって聞き取りにくくなってしまいます。
また、楽しそうな話をしているのに無表情に近い表情でいると、相手は混乱してしまいますよね。
普段からあまり表情が変わらないという方は、気づかない内に相手に伝わりにくい話し方になっているかも。表情筋のトレーニングは動画やネット記事がたくさんあるのでぜひ試してみてください。
普段あまり顔の筋肉を使えていない方だと、少しチャレンジしただけでかなり効果があるのがわかります。
大きな声を出す腹式呼吸
声が小さくて聞き取ってもらえないというケースも多いです。
やみくもに大きな声を出そうとすると喉を傷めてしまったり、キンキンした声になって相手に不快感を与えてしまったりすることもあります。
- 心地よく
- 明瞭で聞き取りやすく
- 喉に負担をかけない
このような話し方をするには腹式呼吸をマスターすることが大切です。
腹式呼吸は普通の胸でする呼吸よりもたっぷりの空気を体に取り入れることができます。その分多くの息を吐き出しながら発声できるので、声量がアップし声にも余裕が生まれます。
お腹を使って発声するので喉を傷めることもなく、スムーズに大きな声で話ができるようになりますよ。
自宅で簡単にできる話し方のボイトレ方法

ボイトレにはさまざまな方法があります。プロの指導を受けなくても、自宅で簡単に実践できるものもたくさんありますよ。
今回はその中から、とくに話し方の改善に役立つボイトレを紹介します。それぞれのボイトレで得られる効果を確認し、自分の悩みに適しているボイトレを取り入れていきましょう。
- 滑舌トレーニング
- 発声トレーニング
- リラックスして力を抜く
滑舌トレーニング
相手に伝わりやすい話し方に欠かせないのが滑舌トレーニングです。滑舌がよくなると言葉が明確に聞こえるようになります。
ハキハキ話せるように、口周りのトレーニングを強化していきましょう。
口と顔を動かしてほぐす
滑舌が悪い方の場合、口周りや表情筋をしっかり動かせていない可能性が高いです。
鏡を見ながら喋ったり自分が喋っているところを動画に撮って、表情筋を動かしながら話せているかをチェックしてみてください。
普段はあまり意識しない場所ですが、あまり動かせていないと感じたら口や顔をしっかり動かすトレーニングから始めましょう。
まずは口を限界まで開きながら「あいうえお」の形を作ってください。このとき、口だけでなく頬、顎、目、さらに額や眉間まで動かしながらおこなうと、より顔全体のトレーニングになります。
また、話すときに口角を上げると口が大きく開きやすく、はっきりとした声を出せます。ストローや割りばしを横向きにして、口に挟んで口角を上げる感覚を掴むというトレーニングもあります。
早口言葉の練習をする
滑舌のトレーニング方法として有名なのが早口言葉です。
声優やアナウンサーなど、声を使った仕事をしている人の多くは早口言葉をひたすら練習することも。早口言葉はネットで検索すればたくさん出てくるので、とにかく練習を重ねましょう。
いくつかレパートリーを用意して、とくに自分が言いにくいと感じるものを重点的に練習するのもおすすめです。
言いにくいからと適当に済ませるのではなく、まずはゆっくり発音して、慣れてきたらどんどんスピードを上げていきましょう。
自分の苦手な音を知る
上記の早口言葉を練習して録音し、自分の苦手な音を知るのもおすすめです。録音した声を聞くと自分ではわからなかった聞き取りにくい音を客観的に把握できます。
さ行、た行、ら行などが苦手な方が多いです。自分の苦手な音がわかったら、その音が多く入っている早口言葉を重点的に練習していくといいでしょう。
録音した声を聞くのは、滑舌改善には非常に効果的です。定期的に録音して聞き返し、改善しているかを確認しましょう。
発声トレーニング
滑舌のトレーニングと同時に発声のトレーニングも重ねましょう。大きな声で、かつ聞き取りやすい声で話すことができれば、話し方はかなり改善します。
腹式呼吸やリップロールといった、ボイトレの基本を重点的に練習してみてください。
腹式呼吸
ボイトレの基本は腹式呼吸です。お腹を膨らませながら空気をたっぷり吸い、吐き出すときはお腹がぺたんこになるまでしっかり吐き出します。
まずは発声せずに、腹式呼吸のコツを掴みましょう。
- 仕事中
- 移動中
- ベッドの中
など、腹式呼吸のトレーニングはいつでもできます。徹底的にこの呼吸法を体に染みつかせていきましょう!
腹式呼吸ができるようになると空気をたっぷり震わせながら発声できるので、無理なく大きなはっきりした声を出せるようになります。
声量が少なくて悩んでいる方はとくに腹式呼吸のトレーニングがおすすめです。
リップロール
プロの歌手やアナウンサー、声優なども本番前に行うボイトレがリップロールです。
リップロールは腹式呼吸や声量のコントロールに役立つだけでなく、唇を震わせることで口周りの筋肉をほぐす役割もあります。
最初はうまくいかないかもしれませんが、練習を続けることで徐々に上達していきます。滑舌のトレーニングにも役立ちますので、ぜひ取り入れてみてください!
口を軽く閉じた状態にする。
息を吐き出しながら唇をプルプルと震わせることによって音を出します。
STEP2を行うときは腹式呼吸を意識します。震えが不規則にならず、一定のスピード、声量を保てるように意識しましょう。
リラックスして力を抜く
緊張して人前でうまく話せない、初対面の人の前で声が小さくなってしまう、という場合、メンタルの緊張ももちろんありますが、その緊張が体に伝わってしまっている可能性が高いです。
反対に体の緊張をほぐせばメンタルの緊張もほぐれて、話しやすくなります。体が緊張していると喉が締まって上手く発声できなかったり、上手く空気を取り入れなくなってしまいます。
- 肩の力を抜く
- 深呼吸をする
- 背筋を伸ばして空気を取り込みやすい姿勢を作る
といった工夫をしてみてください。上記で紹介したボイトレを続けることで人前で話すことへの苦手意識も弱まり、コンプレックスを克服できるようになっていきますね!
ボイトレで聞き取りにくい話し方を改善しよう!

ボイトレは歌の上達のためのものというイメージが強いですが、基礎は声量アップや滑舌の改善がメインです。
- 声が小さい
- 滑舌が悪い
- 聞き取りにくい
など、話し方に問題を抱えている方がボイトレを取り入れることで見違えるように改善していきます。その結果、上手く釣り合わなかった会話にも変化が現れるでしょう。
「何から始めればいいのか分からない」という話し方を見直したい方には、下記もチェックして教室も検討してみてくださいね。

「話し方講座」など、話し方の改善に特化したレッスンも開催されていますが、まずは自宅でできるトレーニングも試してみましょう!

口角を上げて、いつもより高めの音で話してみよう。好印象を与える音のトーンは「ソ」だと言われているよ。
【Q&A】話し方のよくある疑問・質問
